SMAPの中居正広(43)が、グループの一連の騒動について明石家さんま(61)から厳しい追及を受け、「円滑にいっています」と語った。

 23日から24日にかけて放送された「FNS27時間テレビ」で恒例のコーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」で共演した2人。さんまは冒頭から、解散騒動以降もささやかれ続けているSMAPの分裂危機について言及。「おれも『どうなってんねん?』とは聞かへん。ただ、ファンのために、お前、歌番組なんで出ぇへんねん?」と、SMAPが毎年出演していた18日生放送の「FNSうたの夏まつり」になぜ出演しなかったのか問い詰めた。

 中居は苦笑いを浮かべながら「もうだめ!おれ、何を言うんだって。何にも言わないって!」と悲鳴をあげたが、さんまは「おれは引き下がらへん。ちょっと言ってくれ」と踏ん張り、中居は「調子が悪かったんです。声とばしちゃってて。僕の喉のコンディションが良くなくて、やっぱり歌はちゃんと届けなくちゃいけないじゃないですか。もし音程ズレちゃったらまたガタガタなりますんで。僕の調整不足でした」と弁解した。

 しかしまだ疑いの目を向けるさんまに、「バタバタはしましたよ。でも今は全然、円滑にいってますから」とSMAPの現状について語った中居。それでもさんまは、「ファンのために歌だけは歌ってあげてくれ。25周年やからコンサートやると思って、それなりに期待してました。また観に行かせてもらおうと思ってました。でもコンサートもない。曲も出さない」と、SMAPが音楽活動から遠ざかっていることを残念がり、「書いたろか?曲」と提案した。

 さんまの追及は続き、「最後に一つだけ聞かせてくれ。飯島さんはどうしてはんの?」と騒動の中心人物の名前をブッこむとスタジオは大爆笑。中居は苦笑いしながら「今、見てるでしょ」と答えるのがやっとだった。