毎夏恒例の「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」(読売テレビ主催)が7月31日、滋賀県彦根市の松原水泳場(琵琶湖)で行われ、俳優藤岡弘、(70)が猛暑の中、謎の黒服姿で登場し、応援サポーターとして声援を送った。

 この日は大会第2日の距離を競う「人力プロペラ機ディスタンス部門」が行われ、12チームがエントリー。琵琶湖の水面に着水しそうになった機体が持ち直すと、藤岡は「よしっ!」と声を上げた。

 収録後、司会のタレント東野幸治(48)らとともに会見した藤岡は「久方ぶりに体が震えた。全力、そして命がけで挑戦する若者に感動した。日本の未来と希望を感じた」と熱く語った。

 松原水泳場周辺は連日、気温30度を超える真夏日となっている。Tシャツにビーチサンダルを履いた東野は「個人的に気になったのは、藤岡さんが暑い中、初日に黒服、2日目もまさかまさかの同じ黒服だったこと」と、真夏とミスマッチな黒服姿に出演者は「???」だったことを明かした。

 黒いベスト、黒パンツの“重装備”の藤岡は「実は九州で仕事をして、直接こちらに入った。サバイバル的な内容の仕事で、日本刀の真剣を持っていた」と理由を説明。若者たちが体力の限界をかけ、距離を競う“サバイバル”に黒服を重ね合わせ「いや、黒はよかったですよ。命がけで挑戦する若者は素晴らしい。記録よりも感動の賞をあげたい」と藤岡節で締めた。

 この模様は8月31日午後7時から、日本テレビ系で放送される。