永作博美(45)ら舞台「頭痛肩こり樋口一葉」(5~25日)の出演者が4日、東京・日比谷シアタークリエ前で打ち水イベントを行った。

 永作、若村麻由美、熊谷真実らは原作者の井上ひさし氏が生前に大切にしていたアンティークの浴衣姿で勢ぞろい。クリエ正面玄関で暑さを和らげようと打ち水を行った。樋口一葉役の永作は「この浴衣を着ると背筋が伸びますね。こんなに切なくて力強いお芝居はなかなかないと思います。明日の活力にしてください」とPR。

 一葉の肖像画が5000円札になっていることから、5000円札を収集していた永作だが、「何かの力に頼りたい時に5000円札を集めていましたが、最近は頼るのではなく、自分の力を信じようと思って、手放し気味です」と笑った。