佐藤健(27)主演映画「何者」(三浦大輔監督、10月15日公開)の完成披露試写会が30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

 本来は六本木ヒルズアリーナでレッドカーペットイベントが行われる予定だったが、台風10号の影響で前日までに中止が決定。この日は場内の階段とステージ上にレッドカーペットが敷かれるなど、場内でのレッドカーペットイベントに変更された。

 作家朝井リョウ氏の直木賞受賞作が原作。就活中の大学生5人がさまざまな感情を抱える中、何者になりたいかを模索する就活青春エンターテインメント。佐藤、有村架純(23)二階堂ふみ(21)菅田将暉(23)岡田将生(27)山田孝之(32)の6人全員が黒を基調に、それぞれ異なる差し色を入れた衣装で登場した。

 赤のスカーフを首に巻いた佐藤は「現場では基本(先輩役の山田を除く)5人でいることが多く、『ゴレンジャーみたいじゃね?』みたいな話になって。それぞれ個性が違う役だし、色を変えて壇上に立った方がいいと。やってみました。私はアカレンジャーでございます」とアピール。有村も「私はピンクです」。二階堂も「レンジャーオレンジです」などと、それぞれ続いた。