俳優三浦春馬(26)が7日、浜松市内で、出演する柴咲コウ主演の次期NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(来年1月8日スタート、日曜午後8時)のロケと会見を行い、劇中のいちずな愛について語った。

 三浦は柴咲演じる井伊直虎の婚約者の井伊直親役。幼少期から互いを思いながらも直親は命を狙われて亡命し、10年間離れて生きる設定。9月にダンサー菅原小春(24)との交際が明らかになった三浦は「幼少期に互いを思いやる気持ちと、成長して思考も心も成熟を迎えて好きという気持ちだけでなく、互いに国を思い、先のことを一緒に見つめていく重さを考えながら演じたい」と語った。

 また、直虎のような強い女性を「1つのことを信じ抜く力と行動に移すたくましさは他の人の光になる。すてきな女性」と語った。

 一方、柴咲は、勇ましい姿や養母などさまざまな顔を見せる役。役作りを「人間力を鍛えること。心を閉ざさずいろんな人と興味を持って話しています」と紹介した。この日は出家後の衣装で会見に臨んだ。会見には高橋一生、前田吟も出席した。