ゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音(27)との不倫騒動で地上波のレギュラー番組を休演中のベッキー(32)が9日、この日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にゲストコメンテーターとして出演した。

 ベッキーが地上波テレビに出演するのは、5月13日に放送されたTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」以来約5カ月ぶり。番組では川谷の活動自粛についても取り上げ、ベッキーもコメントした。

 ベッキーは同番組出演にあたり「もうドキドキが。今日のワイドナショーに向けて、本当に緊張していて、食欲なくて」と話し、コメンテーターの松本人志(53)から「よく分からないんやけど、詳しく説明してもらっていいですか」と言われると「知ってるでしょ」と突っ込んだ。

 川谷の活動自粛について、再び松本から「ある意味専門家やからな」と話を振られ、苦笑いを浮かべつつも「1月に私との騒動があって、世間の皆様からの厳しい目があった中でお互い生活していたと思うんですけど、そういった中でこういった行動をしてしまったということは、未然に防げたんじゃないかなと思います」とコメントした。

 川谷の魅力について問われると「ファンだったので私は」と答え、松本から「CDとかは今どうなってんの」と聞かれると「えっと…」と言葉に詰まる場面もあった。

 また、松本は未成年ながら川谷と飲酒していたというタレントほのかりん(20)について「この人もタレントなんですから、テレビのお仕事してる以上、私は未成年なんでお酒飲みませんって言わないと」と話し、「名前もちょっと酔うてるみたいな名前ですからね。酒気帯びみたいな名前じゃないですか」と話した。MCの東野幸治(49)が「そんなことないですよ」とフォローするも、続けて「これに関して川谷さんがそこまで悪いというか、トラップではないですが、たまたま運が悪かったというか」と持論を展開した。最後には「これに関してはついてなかったというか、もしかしたらサンミュージックの刺客かなと思います」と話し、ベッキーが「それはないと思います」と突っ込む一幕もあった。

 ベッキーは1月の自身の騒動後について、芸能界を退く気持ちにならなかったのかと問われ「やめたほうがいいのかなあとかちょっとよぎりましたけど、でもやはりこの世界でお仕事したいなっていう気持ちの方が(強かった)」と答えた。報道直後は自分についての報道は見ていなかったと明かし「芸能界の先輩に『それは反省になっていない。ちゃんとみなさい』と言われて、見ました。腹が立つというより、グサッと刺さる(意見)はたくさんありました」と話した。

 ベッキーと川谷でやりとりしたとされるLINEが流出したことについては、東野らから「ワードセンスがいい」と指摘され、「流行語大賞になるかも」という意見には手で顔を覆い「入らないでほしいです」と話した。