女性に性的行為を強要したとする報道で「週刊文春」側と係争し芸能活動休止中のダウンタウン松本人志(60)の応援のため、東京・大阪に巨大広告を掲示するためのクラウドファンディングのプロジェクトが、3日までに有志によって立ち上がった。

有志が結成した「『ありがとう、松ちゃん』応援委員会」の公式サイトによると、クラウドファンディングは1口5500円で目標人数は2万人以上。法人枠も設定されている。応募者から提供された写真を組み合わせて、松本の顔のモザイクアートを作り、東京・大阪の繁華街への設置を目指すという。サイトによると、同委員の委員長は高須クリニックの高須克弥院長が務めており、高須氏やAV監督の村西とおる氏のX(旧ツイッター)でもプロジェクトの情報が拡散されている。

趣旨について同会は「2024年の開始早々、松本人志さんの姿をテレビで見ることができなくなってしまった我々。テレビで松本さんを見ることができず、光が消えてしまったような気持ちの毎日です。私たちはダウンタウンさん、松本人志さんのお笑いに人生を助けられました。松本さんの姿を見ることができなくなってしまうようなことがないよう、精一杯できることをしたく、プロジェクトを立ち上げました。私たちは、松本人志さんの復帰を願います」と説明。「スポンサー企業様はじめ、世間の皆様にこの思いが少しでも伝わるように、そして何より、松本人志さんに皆の気持ちが届きますように」と記された。

プロジェクトで実現したいことについては「みんなの写真で作った松ちゃん応援モザイクアート広告を、大阪・東京の繁華街に掲示しよう!」と説明。「いかに多くの人々が松本人志氏の復帰を願っているか、スポンサー企業はじめ、広く世の中に訴えるため、大阪:難波or梅田地下街、もしくは東京:新宿地下街or渋谷の巨大広告に、応援広告を掲載しよう!と立ち上がりました」と目標を示した。