女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の12日の平均視聴率が、20・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 べっぴんさんは、初回から20%を超えていたが、5回目の7日で18・3%と初めて20%を割った。2週目も18・7%でのスタートとなったが、前日11日も20・6%で20%台を回復している。

 12日は、野上潔(高良健吾)と坂東家の長女のゆり(蓮仏美沙子)は結婚し、潔は出征していった。妹のすみれ(芳根京子)は、祖母トク子(中村玉緒)から、すみれの父親の五十八(生瀬勝久)は次男だったために、本家を出て大坂で布地の販売の商売を興し、相当苦労したこと、体の弱かった妻ですみれの母のはな(菅野美穂)は五十八を支えて、頑張ったことの話を聞いた。

 長女のゆりが野上家に嫁にいったこともあり、すみれには坂東家を絶やしたくない、という気持ちが芽生えていた。

 すみれに縁談が持ち上がった。相手は三男で坂東家に入るという。すみれは相手を見る前に、父の五十八に「結婚します」ときっぱりと言った。坂東家を絶やしたくなかった。

 その後で「お相手はどんな人ですか」と聞いた。

 相手の写真を見ると、ゆりの結婚式の時に、潔を「初恋の相手ですか」と聞いてきた幼なじみの田中紀夫(永山絢斗)だった、という回だった。