女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の26日の平均視聴率が20・7%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 前日も20・2%で、20%台をキープした。

 26日は、潔の友人の栄輔(松下優也)が、闇市で外国式のおしめのための柔らかいガーゼを見つけてきた。

 すみれ(芳根京子)は、病院に勤める看護婦の明美(谷村美月)に分けて持っていった。

 明美は病院の赤ちゃん用に使えることを喜んだ。お礼に外国式のおしめの作り方を教えてくれた。

 すみれは、外国式のおしめを縫って、通訳の妻エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)に持っていってあげた。エイミーはとても喜んだ。その後、女の子を出産した。

 今度はおしめのやり方がわからず、明美を呼んできて、エイミーにおしめの仕方を教えてあげた。

 エイミーは喜んで「この子のために何かを作ってくれないか。この子が大きくなって母になった時も、またその子にあげられるようなドレスがいい」と言った。

 すみれは考えた。誰かのためになるものを作ってあげたい。でもドレス用の布がない。

 すみれは自宅の焼け跡でみつけてきた母からもらった結婚式のドレスを使って作り替えることを考えた。

 すみれは、女学校時代の同級生で手芸倶楽部の仲間だった良子(百田夏菜子)とともに、君枝(土村芳)の家を訪ねた。そして、「この布を使ってドレスを作りたい。一緒にやってくれないか」と話した。

 良子も君枝も「やりたい」と思った。1回限りで、女学校時代の手芸倶楽部が復活した、回だった。