俳優の坂上忍(49)が、NHK紅白歌合戦に中継などで出演する歌手に対し「目上の人たちに対して、どうなんだよ」と苦言を呈した。

 30日放送のフジテレビ系「バイキング」では、歌手の和田アキ子が落選するなど出場歌手の世代交代が進んでいる紅白について取り上げた。坂上は「今の時代、高齢化社会ですよ。大みそかぐらい、ジジイにチャンネル権くれ、と」と、高齢者向けにすべきだとの考えを示した。

 モデルの森泉が「(紅白は)1人で見るっていうことはあんまりないわけじゃん。うちの場合だとおばあちゃんがいて、両親がいて、子どもたちがいて、いろんな世代で唯一見られる番組。それが見られなくなるとちょっと悲しい」と語ると、坂上は「いいこと言うなぁ、そういうことなんだよ!」と同意した。

 さらに坂上は、長らく出場しなかった歌手がなぜか突然、海外からの中継などで出演するケースについて触れ、「その人だけ特別に海外とかさ。アレってね、目上の人たちにたいしてどうなんだよ。『なんだ、お前だけ』って思いません?」とかみ付いた。