2011年10月にくも膜下出血で救急搬送されて以来、療養が続いているglobeのボーカルKEIKO(44)の肉声がテレビ番組でオンエアされた。

 KEIKOの夫で音楽プロデューサーの小室哲哉(58)が13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。KEIKOが同番組に出演した03年の映像が流され、元気に話す妻の姿に「やっぱり変わりましたね」とつぶやいた。

 現在のKEIKOについて「普通の生活でおしゃべりするくらいは(以前と)変わらない」とのことだが、「ちょっと忘れっぽいかなぁ。昔の(事の)方が覚えていて、5分前、10分前、1時間前くらいが一番忘れる。でも頑張って思い出すようにしてるみたいですね」と近況を伝えた。また、病気で倒れて以降の方が、明るく過ごしているらしく「前向きすぎるかな、っていうくらい前向きかな」と小室。妻から「稼いで、稼いで、哲哉君」と言われることを笑顔で明かした。

 そしてKEIKOの声が放送され、「徹子さん、お元気ですか?KEIKOです。以前にお邪魔したのは13年前なんですね。病気をして5年目になりますが、だんだん元気になってきています。またお会い出来るのを楽しみにしてます。それでは、失礼致します。KEIKOでした」とハッキリした言葉に、徹子は「すごい理路整然」と安心したような笑みを浮かべ、小室は「何回か練習しましたけどね」と明かした。