覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され不起訴処分で釈放された歌手ASKA(本名・宮崎重明=58)が20日、自身のブログを更新。尿検査の尿をお茶にすり替えた理由を明かした。

 ASKAは「ずっと考えていました」とのタイトルでブログを更新。「なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?」と書き出した。

 11月25日夜「盗聴、盗撮されている」と自ら110番通報し、言動がおかしかったため任意で尿の提供を求められたことで「ASKAが、意味不明なことを言っているので、検尿をした」と発表されて大きく報道されてしまうと考えたという。そこで「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。見つかったときには、素直に検尿に応じればいい」と考え、仕事部屋に置いてあったスポイトを使って、お茶を吸い上げて用意しておいたと明かした。

 「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう」との思いから、すり替えを行ったという。同28日に覚醒剤の陽性反応が出たことについては「ありえません」と主張した。