KinKi Kidsが22日、19年連続となる東京ドームコンサートを開催した。98年から連続19年同所で公演を行っており、23日の公演を含めると全54公演、計297万を動員。同所での連続公演年数、公演数、動員数の自らが持つ歴代最多記録を更新した。

 堂本光一(37)は「19年連続と考えると恐ろしいですよ。みなさん19年前、何歳だった? 35歳くらい?」と語りかけ、笑いを誘った。「大変おこがましいですけど、これだけやらせていただけると、ここがホームという言い方もできるんじゃないかと思います」と話し、拍手を浴びた。

 大みそかには、NHK紅白歌合戦に初出場する。これまでは年末年始には東京ドーム公演があり、同番組とは縁がなかった。光一は「例年とは違うスケジュールでのコンサートとなりました。今回はまた、大みそかにテレビで会えたらと思います」とアピールした。

 ライブでは、光一が踊り、堂本剛(37)がギターを演奏する異色の最新シングル「薔薇と太陽」や、紅白でも歌う「硝子の少年」などを披露。ファン5万5000人から大歓声を浴びた。

 来年7月にデビュー20周年を迎える。ラストは光一が「みなさんのおかげで、2016年という年は、KinKi Kidsの20周年に向かっていく上で序章というのができたと思います」と笑い、剛も「来年も、キンキでいろいろリリースとか、何かしていきたいなと思います」と呼びかけた。