米国時間の23日午後、ロンドンからロサンゼルスに向かう飛行機内で心臓発作を起こし、緊急入院したキャリー・フィッシャー(60)だが、ロサンゼルス市内にあるUCLAメディカルセンターの集中治療室に収容されていることがわかった。

 フィッシャーの弟トッド・フィッシャーさんは23日、米情報番組「エンターテインメント・トゥナイト」のインタビューに、「キャリーは集中治療室で手厚い看護を受けています。私たちもまだ担当医師と話していないので、容態については何もわかりません。最善を祈るだけです。皆さんも、彼女のために祈って頂けると有難いです」とコメントした。

 映画「スター・ウォーズ」シリーズで共演しているハリソン・フォード(74)が24日、米ピープル誌電子版のインタビューに、「親愛なる友人についての知らせを聞いてショックを受け、悲しんでいる。キャリーとその家族、友人たちに同情します」とコメントした。フィッシャーは最近出版した回顧録の中で、過去にフォードと不倫していたことを明かし、話題になっていた。

 フィッシャーは英国訪問中、テレビ番組に出演し、回顧録のPRを行ったり、ロンドン市内でサイン会を行ったりしており、至って元気だったという。倒れる数日前にも、観光中に撮影した自分の写真をツイッターで公開していた。(ニューヨーク=鹿目直子)