米倉涼子(41)が5年ぶりに米ブロードウェーの舞台に立つことが19日、分かった。12年に主演した全編英語版のミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」に再び主演することが発表された。

 前回と同じニューヨーク・アンバサダー劇場で、7月3日から10日間上演する。日本人女優がブロードウェーミュージカルで2度主演するのは初めて。

 ◆「CHICAGO」 75年、ブロードウェーのアンバサダー劇場の初演から77年までロングランを記録して1度閉幕したが、96年にリバイバル公演がスタート。リバイバル作としてはブロードウェー史上歴代1位のロングランの記録を更新中。物語は1920年代のジャズ全盛時代の米シカゴを舞台に描く。愛人を殺し、投獄された主人公の女性ロキシー・ハートが、うそをついて無罪を勝ち取る姿と逆に失ったものを、強欲、暴力、金もうけ、裏切りなどを織り交ぜて描く。