女優佐藤仁美(37)が21日、都内で、主演映画「惑う After the Rain」(林弘樹監督)の初日舞台あいさつに登壇した。共演した中西美帆(28)小市慢太郎(47)宮崎美子(58)小林且弥(35)藤田弓子(71)も出席した。

 静岡・三島を舞台に、母(宮崎)長女(佐藤)次女(中西)の3人が“女の人生の葛藤”を乗り越えながら進んでいくヒューマンドラマ。

 結婚を翌日に控えた花嫁を演じた佐藤は「私とは真逆の役。私にないものをやればよくて、やりやすいといえばやりやすかった」と笑った。

 撮影は三島市民協力の下行われた。小林は「僕が三島を訪れるたび、仁美さんが飲んでるところに連行されて…」と苦笑い。しかし「僕と仁美さんが飲んでたバーが2号店をオープンしました。これは町おこしのための映画なんですけど、立派な町おこしになりました」と、意外なところで町おこしに協力していたことを明かした。