マーチン・スコセッシ監督(74)の新作映画「沈黙-サイレンス-」が21日、日本公開初日を迎え、窪塚洋介(37)ら日本人出演者が、東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で舞台あいさつを行った。

 窪塚はハリウッドの巨匠、スコセッシ監督について「『グレート』『アメイジング』と言って褒めて、いつも手のひらの上で踊らされていた感じ。役者を乗せるのが骨身に染みついている方。偉大だなと感じた次第です」と話した。

 浅野忠信(43)は「絶対にこの監督とやらないと思った。一度オーディションに落ちたんですけど、あきらめなかった」と告白。さらに「オーディションや準備に長い時間かかりましたが、充実した時間でした。たくさんのことを監督から教えていただいた」と明かした。小松菜奈(20)は「海外と日本は現場が違った。いろんな目にあって、たくましくなった気がします」と笑顔を見せた。

 ほか、イッセー尾形(64)塚本晋也(57)が出席。