テレビ朝日系で2月12日からスタートの、スーパー戦隊シリーズ第41作「宇宙戦隊キュウレンジャー」(日曜午前7時半)制作発表会見が22日、東京・日本武道館で行われた。

 スーパー戦隊は5人組の特撮ヒーローものだが、「宇宙戦隊キュウレンジャー」は、スタート時点としてはシリーズ史上最多の9人組のヒーローとなる。9人組でのスタートは、スーパー戦隊シリーズ史上初の試みとなる。タイトルは、初心に戻り時代を切り開く意味で、1975年の第1作「秘密戦隊ゴ(5)レンジャー」にならい「キュウ(9)レンジャー」と名付けられた。

 この日の会見で、各キャストが紹介された。シシレッドことラッキーを岐洲匠(19)、サソリオレンジことスティンガーを岸洋佑(23)、ヘビツカイシルバーことナーガ・レイを山崎大輝(21)、カメレオングリーンことハミィを大久保桜子(18)、カジキイエローことスパーダを、男性アイドルグループ新選組リアンの元メンバー榊原徹士(27)が演じる。

 またオオカミブルーことガルの声を中井和哉、テンビンゴールドことバランスの声を小野友樹、オウシブラックことチャンプの声を大塚明夫、ワシピンクことラプター283の声をM・A・O、そして司令官ショウ・ロンポーの声を神谷浩史の、各声優が演じる。またナレーションは、「ドラえもん」でジャイアンを演じる、木村昴が担当する。

 「宇宙戦隊キュウレンジャー」は、宇宙を構成する88の星座系が宇宙幕府ジャークマターによって支配された世界を舞台に、宇宙を解放するために集結した、星座の力を宿した「キュータマ」に選ばれし9戦士が戦う物語。9戦士は、それぞれが異なる星座系出身の宇宙人で、ヒューマンタイプだけでなく獣人、アンドロイド、機械生命体と個性豊かだ。