フリーアナウンサーの高橋真麻(35)が、滋賀県警長浜署の男性署員が宴席でスカート姿の女性署員にプロレス技の「ロメロ・スペシャル(つり天井固め)」をかけていたとされる問題に「セクハラの域を超えている」と不快感をあらわにした。

 県警監察官室によると、懇親会は昨年11月22日夜、長浜市内の飲食店で行われ、長浜署地域課の警部補から巡査までの男女25人が参加。宴席が進むうちに、男性署員が余興として、プロレス技を披露することになった。女性署員2人を含む複数の参加者に対し男性署員が技をかけたという。また、この場面を参加者が撮影し、複数の署員が共有していた。

 30日放送の日本テレビ系「スッキリ!」ではJWP女子プロレスの勝愛実選手がVTR出演し、ロメロ・スペシャルについて解説。「(素人同士で行うのは)とても危険だと思います。私達は特別な訓練を積んでいますので、素人の方が何もプロレスへの知識がなくやるのはケガにつながる危険な行為」と指摘した

 真麻は「セクハラって線引きが難しいと思うんですけど、やられた側がセクハラだと思ったらもうセクハラだと思うんですけど、今回のことはセクハラの域を超えている。もし肩を脱臼したり、ひざを壊したりしていたら傷害になりうること。ちょっと考えられない。私みたいなバラエティー気質の人だったら全然OKなんですけど、世の中にはそれを嫌だって言えない人もいますから」とコメントした。