水谷豊(64)主演の映画「相棒-劇場版4-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」(橋本一監督)の初日舞台あいさつが11日、東京・丸の内TOEI1で行われた。

 相棒の映画シリーズは6作目で、この日、シリーズ累計観客動員が1000万人を突破したことが発表された。水谷は「1000万人ってどれくらいなんでしょうね。想像できないくらいの方が『相棒』に触れてらっしゃる。どうしましょう。感謝しかありません」と感無量だった。

 歴代相棒は全員、劇場版が製作され出演していることから、4代目相棒の反町隆史(43)は「僕の時になかったら恨みます、と言っていた」と不安だったと明かした。水谷は「4代目はよくやっている」とねぎらった。

 配給の東映によると、最新作はシリーズ最高の興収50億円を狙えるスタートを切ったという。これまでの最高44・4億円を記録した「劇場版1」比で約100%だが、公開館数が約50館多いことに加え、「1」の初日は鑑賞料金1000円のサービスデーだったことから、最新作の方が興収が伸びるとみている。

 舞台あいさつにはほかに鹿賀丈史、鈴木杏樹、川原和久らが出席した。