社会学者の古市憲寿氏(32)が、女優の清水富美加(22)の出家騒動にコメント。そもそも芸能界の労働環境は法的に「グレー」だと指摘した。

 古市氏は19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、清水の出家騒動にコメントを求められた際、「契約破棄とか仕事放棄だって意見がありますけど、逆に芸能界はこれまで法律を守ってきたんでしょうか」と疑問を投げかける。

 古市氏は、芸能界全体を見て、法律の条件を満たすような労働環境を守れていたかというと「グレー」だと指摘。一般的な社会から“例外”と見逃されてきた部分が多いとして、「だんだんその例外というものが許されなくなってきたのかな」と語り、アメリカでは、役者がエージェント業を事務所に頼むだけで決定権は本人にあるという形がとられていると紹介した。