俳優の林遣都(26)が、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で演じる河合二郎役のドラム演奏の“真相”を明かした。

 林は24日放送の同局「あさイチ」に生出演。「べっぴんさん」で実際に使用していたドラムスティックを持って登場した。

 劇中では巧みなドラム演奏を披露しているが、視聴者から寄せられた「本当に自分で演奏してるんですか?」との質問に、「基本的には本当に演ってたんですけど、練習時間が1カ月で、素人の音を使うわけにはいかないので、先生の音と合わせながら、フレーズは全部叩けるように目指して」と、“当て振り”だと明かした。

 ただ、18日に放送された第115回の送別会のシーンでは林の演奏がそのままオンエアされたという。「最後の曲があるんですけど、それはあのシーンのためにオリジナルで作ってもらって、監督が『ライブで行こう』って」と語った。

 ドラム演奏について「難しかったですね」と振り返った林。当初、1カ月でドラム演奏をすると聞かされた際には、思わず「できないです。絶対にできない」と口走り、課題曲を渡されて血の気が引いたそうだが、監督から「難しいけど、キミならできるでしょう」と期待され、「監督の言葉に応えたい」との思いから練習に励んだと語った。