関ジャニ∞の冠トークバラエティー「関ジャニ∞のジャニ勉」(カンテレ、水曜深夜0時25分=関西地区)が放送開始から丸10年を迎え、29日放送分からリニューアルされる。メンバー7人が15日、大阪市内で収録後に会見した。

 カウンターバーを模したセット、ダーク系スーツ姿の7人の背後には、ギターが並べられた。番組は「大人」をテーマに“衣替え”。新企画「関ジャニ∞の頑固道」も始め、メンバーが男のこだわりを語る。

 リニューアル初回の29日放送分では、安田章大(32)が「冷蔵庫に必ず、アロンアルファを入れている」と、その理由も含めて説明。4月5日放送分では横山裕(35)が「焼き肉は絶対、半生で食べる」というポリシーを語った。

 収録を終え、村上信五(35)は「全体的に大人っぽい雰囲気で、こういう(ジャケット着用の)スタイルだと、僕らの新たな一面も見てもらえそう」。横山は「節目の10年、攻めの姿勢で、まだまだ前を向いていきたい」と言う。

 10年を振り返っては、安田が「楽屋で笑ってる確率が高くなった」と、余裕が出てきたとアピール。錦戸亮(32)は「20代だった僕が30代。年相応のこと、トークもしていかなければ」。渋谷すばる(35)は「自分では同じつもりでも、疲れやすくなりましたね。2本(同日収録)が限界かな」と笑わせた。

 メンバーにとって、地元の大阪で全員がそろう唯一の番組だけに、思い入れも深い。

 大倉忠義(31)は「がっつり、トークだけで、安心して任せてもらえるような番組にしたい」。丸山隆平(33)は「見ている方みんなが笑って、和んで、ちょっとでも元気になってもらえたら。ゆくゆくは、全国の皆さんに届くようになればうれしいですね」と話していた。

 番組は大阪のカンテレが制作。北海道文化放送、仙台放送、東海テレビ、テレビ西日本など全国20局で、日時を変えて放送されている。