女優岡田結実(16)が19日、阪神甲子園球場で行われた第89回選抜高等学校野球大会の開幕戦を観戦した。

 岡田は同大会の「センバツ応援イメージキャラクター」を務めており、バックネット裏や外野席で開幕戦の至学館(愛知)対呉(広島)を観戦した。大阪市出身ながらこの日が人生初の同球場訪問だったといい、4万4000人の観衆を目の当たりにすると「わあ、大きいなあ」と感動の声をもらし「実際に球場で見るとテレビより全然迫力があります。行進する選手もかっこいいですし、スタンドの皆さんも手拍子して、一緒に戦うんだという熱気が伝わってきて、感激して泣きそうになりました」。

 野球好きの父でお笑いコンビ、ますだおかだの岡田圭右に連れられてプロ野球観戦に出かけるなど、幼い頃から野球に触れてきた。

この日もスタンドの応援歌に合わせて手拍子をするなどして楽しみ「野球ではランナーが塁をリードして、投手がけん制したりする場面なんかが好きです」と笑顔をみせた。

 初観戦を終え「目指す世界は違うけど、みんな同じ世代で選手も私も夢を追いかける姿は同じ。今ここで出せる力の全てを出し切って悔いのないプレーをしてほしい」と選手たちにエールを送った。