吉本新喜劇の座長、小籔千豊(43)が主催する音楽と笑いを融合させたフェス「コヤブソニック」(11月3~5日、インテックス大阪)を3年ぶりに復活させることになり、12日、大阪市内で発表した。

 同フェスは小籔が組んでいた下ネタラップグループを広めるために08年からスタートし、14年に同グループを解散したことから、同年9月を最後にいったん終了していた。その後、小籔が新喜劇メンバーらと新たなバンド活動を始め、今回、再びフェスを再開させることになった。

 これまでも「RIP SLIME」や、AKB48グループまで幅広いアーティストを呼び、意外な出演者としては小林幸子や新垣隆氏らも出演してきた同フェス。今回も「音楽と笑いを融合させた」内容にしたいといい、内容は「驚いていただけることは間違いないと思います」と話した。

 夏頃をメドに詳細を詰めていき、出演アーティストは決まり次第、発表する。

 またこの会見が行われていた時間帯、同じ大阪で、将棋の藤井聡太四段(14)が17連勝をかけて対局を始めており、将棋好きの小籔は、藤井四段についても言及。「どのくらいすごいかと言えば、野球の(日本ハム)大谷ぐらいすごい。うーん、王、長嶋ぐらいセンセーショナル」と、表現した。

 ただ、自身の娘も藤井四段と同世代で「彼(藤井四段)のインタビューを見ていると、うちの子と1歳違いってすごすぎる。僕、あの人、インタビューしてもタメ口よう聞かんと思うわ。家に帰って『こんなアホな娘と(1歳違いか)…』と思うと、憂鬱(ゆううつ)になる」とポツリ。

 そうぼやきつつも「でもそれは親が悪い。俺の子やから。うちの娘は、まあ、何かに17連敗ぐらいしてますわ」と愚痴を言いつつ、藤井四段に敬意を表していた。