ものまね四天王の栗田貫一(60)が25日、都内で、芸能生活35周年を記念した「還暦コンサート~感謝~」を開いた。

 開演前に会見を行い、「ものまねは泥棒みたいなものですよ」と笑わせた。アーティストの財産はヒット曲で、それを生み出すために苦労を重ねている。それだけに「その(曲の)1番だけ覚えてお金もらって生活してるわけですから、泥棒ですよね」と自虐的に話し、「こんなインチキな仕事はないですよ」と言って笑った。レパートリーでもある細川たかし(67)瀬川瑛子(69)の新曲キャンペーンにも参加しており「まさに『泥棒に追い銭』ですよ!」。

 「ものまね四天王」と呼ばれるが「個人商店みたいなものだけど、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)してきた」と話した。

 ものまねタレントのコージー富田(51)も祝福に駆けつけた。「僕らは栗貫さんが作ってくれた道を通って来れたので過保護なんです」。

 栗田は35周年について「気が付いたらという感じでした」といい「実はこれまで周年コンサートは1度もやったことがない。今日は出し惜しみなしでやります」と張り切っていた。