オアシズの光浦靖子(47)が22日、都内で、映画「ライ麦畑で出会ったら」(27日公開)公開記念イベントに出席した。

同作は、青春小説の金字塔、J・D・サリンジャー著「ライ麦畑でつかまえて」に心を奪われた青年の成長を描いた作品だ。

読書芸人としても有名な光浦は同書について、「私が読んだのは20代になってから。だからなのか、正直共感できなかった」と話した。家から持ってきたという同書には、20代のころに公演した芝居のチラシがしおりで入っていた。

映画については「関係者には申し訳ないけど、ザッツ単館映画!」と言い切った。「フラッと入って見たら得した気分になれるけど、チケットを取って、時間も決めていく作品ではない」とバッサリだった。

トークイベント自体も、光浦の思い付きで話題がとっちらかった。光浦自身、「最近年のせいか、なんの話をしていたのか、どこに着地するのか全く分からない」と告白した。「昔、50代のタレントの方に質問して、なんで返事が返って来ないのか不思議だっただけど、今自分がそうなって来ている。質問されて飛び立つけど、着地できない。どこに着地したらいいかが分からない」と“ポンコツ化”していることを明かした。