NHK総合テレビで放送中の推理ドラマ「Q.E.D.

 証明終了」で、心臓ペースメーカーの安全性に誤解を招く表現があったとして、NHKは28日までに番組ホームページで謝罪した。

 NHKによると、問題があったのは1月15日放送の第2回「銀の瞳」。人形の瞳に仕込んだ蓄電器が出す静電気で、ペースメーカーを装着した人を死亡させるトリックが使われた。

 しかし放送後に医療機器の業界団体から指摘があり、静電気に対するペースメーカーの安全性や耐久性が極めて高いことが分かったという。

 HPでは、番組のチーフプロデューサー名で「ペースメーカーを使用されている方や、そのご家族、関係者の皆さんに、無用のご心配をおかけすることになったことをおわびいたします」としている。

 [2009年2月28日16時44分]ソーシャルブックマーク