米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの急死をめぐり、過失致死容疑で捜査対象となっている元専属医のコンラッド・マーレー医師は18日「できることは全部やった。(捜査当局などに)真実を話した」などと語る映像を、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿した。

 AP通信によると、事件後、マーレー氏が公に話すのは初めて。

 約1分間の映像で、マーレー氏は励ましのメールなどを送ってくれた友人らに感謝、「真実が勝利すると信じる」と述べた。無実を主張したとも取れる。

 マーレー氏が睡眠薬代わりに麻酔薬「プロポフォール」を投与後、ジャクソンさんの呼吸が止まり、蘇生(そせい)を試みたが、死に至ったとされる。捜査当局は、麻酔薬投与が主な死因だった可能性があるとみて、過失致死容疑でマーレー氏の自宅などを家宅捜索している。

 [2009年8月19日9時52分]ソーシャルブックマーク