覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)が17日、保釈され、都内で午後6時30分すぎに会見を行った。公判を控えているということもあり、質問は一切、受け付けなかった。何度も頭を下げ、涙ながらに語った酒井被告の全発言は以下の通り。

 え、このたびは一社会人として、人として、決して手を出してはいけない、薬物というものに、自分の弱さゆえに負け、そして今このように世間の皆さまを騒がし、多くの皆さまにご迷惑をかけました。これまでに私を支え、応援してくださった皆さまには、どれほどの残念さと、私の無責任な行動に幻滅なさったことかと。このことには本当に計り知れない、決して許されることではありません。この罪の償いを今後どのようにして償っていくのか、まずは自分の罪を悔い改め、2度とこのような事件に手を染めることのない、そういった誓いを一生の約束として、固く心に誓います。

 私が犯しましたこのたびの出来事は、私を知る皆さまの信頼をすぐに回復することはできるものでないことは、よくわかっております。ですが、日々感じております後悔の念、取り返しのつかないことをしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう1度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、日々努力していきたく思っております。そして、このような日々に支えてくださった方々の温かいお気持ちに深く、深く感謝しております。決して2度とこのようなことで皆さまの信頼を裏切ることはありません。

 この気持ちを決して忘れることなく、皆さまのお気持ちに恩返しをしていきたいと思います。至らぬ点は厳しく指摘していただき、私自身素直に拝聴して、新しい1歩を踏み出していきます。

 今まで応援してくださった日本や海外のファンの皆さま、お世話になった会社の皆さま、そして今まで支えてくださったスタッフの皆さま。このたびは本当に本当に申し訳ありませんでした。

 [2009年9月17日19時12分]ソーシャルブックマーク