芸能界屈指の自転車マニアで知られる俳優鶴見辰吾(45)が自転車ガイド本「気がつけば100km走ってた」(9日発売、実業之日本社)を出版することになり3日、都内でPR会見を行った。約120万円の愛車でさっそうと登場し「自転車は健康にも環境にもいい。100キロくらい誰でも楽しめますから、ぜひいつか僕と一緒に走ってほしい」と話した。

 「車は売っちゃった」そうで、日常の移動は自転車か電車。この日も自宅のある横浜から北青山まで100キロを自転車で走ってきた。第一京浜国道(イチコク)~羽田空港~銀座~台場~皇居1周~青山という遠回りルートで「羽田空港周辺のAPECの検問も自転車だからスルーでした」。

 6年前に健康のために始め、3年前には業界団体から「2代目自転車名人」に選ばれるロードバイクの達人になった。小栗旬、深田恭子ら芸能人の自転車選びもしており「深キョンは最も乗りそうもないタイプだけどね」。自転車仲間の広がりが楽しいという。

 [2010年11月3日19時27分]ソーシャルブックマーク