脚本家内館牧子氏(62)と女優愛華みれ(46)が14日、都内で行われた「看護の日」イベント(日本看護協会主催)に出席した。

 内館氏は08年に心臓弁膜症に倒れ、集中治療室(ICU)で2カ月、一般病棟で1カ月の入院生活を送った。「病気ひとつしたことがなかった。元気だから朝青龍と戦えた」と笑わせながら「筋力が落ちて歩けなかった時も看護師さんにお世話になった。ありがたさが骨身に染みた」。同じく08年に悪性リンパ腫を発症した愛華は「点滴で血管が痛い時も『気付いてあげられなくてごめんね』という看護師さんの言葉で不思議と痛みが消えた。看護師さんは、その職種を選んだことが才能だと思います」。

 イベントでは「忘れられない看護エピソード」の受賞作品も発表されたほか、看護を応援するキティちゃんも祝福に駆け付けた。