NHKは27日、「教育テレビ」のチャンネル名を6月1日から「Eテレ」に変更すると発表した。

 公式文書などでは今後も「教育」の名称は使用されるが、1959年の放送開始以来、50年以上にわたって視聴者に親しまれた「教育テレビ」の名称が消えることになった。

 NHKは2010年度から、教育テレビの愛称「Eテレ」を導入、番組宣伝などで活用してきた。今回の名称変更について「認知度を向上させ、もっと親しんでもらうため」(広報局)と説明。「E」には教育を意味する「エデュケーショナル」のほか、「エコロジー」の意味合いも込めたという。

 NHKは既に、新聞のラジオ・テレビ欄やテレビ情報誌などのチャンネル名を変更するよう関係各社に申し入れたという。(共同)