福島・郡山市出身の俳優西田敏行(63)と宮城・仙台市出身の俳優菅原文太(77)が14日、都内で被災者の避難、疎開先を支援する「ふるさとから、ふるさとへ

 情報センター」の発足発表に出席した。富山、福井、高知など約300の自治体が被災者の避難受け入れに協力している。特に、原発事故に揺れる福島について、菅原は「酪農家が自殺してしまうニュースを聞き、痛ましい。人災によるものだけに本当に重い」。西田と菅原は原発に「個人的にはNO」と意見を示し、菅原は「ドイツもイタリアも脱原発をはっきりさせた。日本も国民投票をやるべきだ。菅直人さんは、最後に1番大きないい仕事を成し遂げて、今までのことが帳消しになる」と話していた。