12日に肺炎で死去したタレント宮尾すすむ(本名・山口進)さん(享年77)の告別式が18日、東京・高輪の高野山東京別院で営まれた。

 94年に亡くなった妻明美さん(享年46)の命日と重なったこの日、時代劇「遠山の金さん」で共演した俳優高橋英樹(67)、歌手森進一(63)、新日本プロレス坂口征二相談役が弔辞を読んだ。

 喪主を務めたタレントで所属事務所社長の長男山口雅史(35)は出棺あいさつで、「父は僕にとって一番のスーパースターでした」と涙を流し、「テンションの高い父が後押しをしてくれて勇気が出て、強い味方を得ました。母の待つ控室に戻してあげようと思います」と語った。弔問にはプロレスラー蝶野正洋(47)ら120人が訪れた。