反原発を訴える複数の市民団体が16日、大阪市中央区で集会「さよなら原発関西のつどい」を開催し、約800人(主催者発表)が参加した。俳優山本太郎(36)は「地震はいつ起きるかわからない。全ての原発は即時停止すべき」「皆さんにできるのは地元の政治家にプレッシャーをかけること」などと呼び掛けた。元京都大原子炉実験所講師の小林圭二さん(72)は高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について「(東京電力福島第1原発などで使用されている)軽水炉よりも耐震性が低く、危険だ」と説明。福井で地震が起きた場合の災害を想像するべきと訴えた。