お笑いタレント、たいぞう(37)が2日、東京・有楽町マルイで絵画展「たいぞう展
透明」初日を迎え、取材に応じた。東京では3回目となる個展で、希望者の思い出やエピソードを絵にする新企画も始めた。「人から必要とされる絵を描きたい」思いからだ。
少年時代から鳥山明氏の「ドラゴンボール」に憧れ、漫画を描いていた。「漫画家になるか、お笑いかで迷ったけど、ストーリーを考えられないのでお笑いの世界に入った」という。現在、大阪・吉本新喜劇の“アホキャラ”がハマリ役だ。
仕事で絵を描き始めたのは、テレビ番組の挑戦企画がきっかけ。大阪では個展を10回開催するほど、画家としての顔も定着。08年のテレビ番組「行列ができる法律相談所」のカンボジア学校建設企画に出品した作品は、オークションで320万円の価格が付くほど。色使いと抽象的デザインが特徴で、全くの独自スタイルだという。
「正直、絵の方が稼ぎがいいかも」とおどける。画家に転身した先輩ジミー大西氏(47)に重なり、“ポストジミー”と言われたこともある。「尊敬しています。でも、(アホの)強烈さではかないません」と持ち上げ、「僕は芸人を辞めません」と言い切る。
芸人として人との出会いが、絵にも刺激を与えているようで、「お笑いを辞めたら絵も暗くなる」。お笑いと絵は、「人を喜ばせる」いきがいの両輪となっている。たいぞう展は7日まで。




