ラーメンズ片桐仁(38)が21日、個展「ジンディー・ジョーンズ

 感涙の秘宝展」(22日~3月6日、東京・渋谷ポスターハリスギャラリー)の開催を前に、同所で取材に応じた。

 片桐は多摩美大版画学科卒。99年から創作活動を始め、現在は雑誌「FRIDAY」で、携帯電話やペットボトルなどに粘土で細工を加えた作品を紹介する連載を持っている。今回はその中から66点を展示した。

 イグアナ型のバナナ入れ「イグバナナ」や、イカ型のSuicaケース「Su烏賊」など用途もネーミングも独特の作品ばかりで、片桐は「よく舞台の稽古中とか地方のホテルで、飲みにも行かずに作ってます。これだけ並ぶと頑張ったなと自分をほめてあげたい」としみじみ。カエル型の携帯電話を実際に使用した際は「子供とお年寄りと外国の人にウケがいいです。コミュニケーションツールとして面白いと思います」とPRした。