映画「太陽がいっぱい」「山猫」などで知られる仏俳優アラン・ドロン(76)が4日までに、パリ郊外の病院に入院した。ネットメディアによると、不整脈の症状を訴えているという。

 関係者は4日、入院は認めたが「予定された検査入院」として健康上の問題を否定した。

 一方で、ドロンは3日に入院、4日は心臓の鼓動を調整する処置を受けているという。病院側はコメントを拒否している。

 ◆アラン・ドロン

 本名同じ。1935年11月8日、フランス生まれ。52年に海兵隊に志願し、インドシナ戦線に従軍。56年、パリに戻りセールスマンとなるが、カンヌ映画祭に出掛けたところをスカウトされ「女が事件にからむ時」(57年)でデビュー。「太陽がいっぱい」で世界的スターに。「若者のすべて」「冒険者たち」など代表作多数。78年、ブランド品を扱う「ADD(アラン・ドロン・ディフュージョン)」を設立し、実業家としても活動。64年、ナタリー・ドロンと結婚、長男アンソニーをもうけるが69年に離婚。183センチ、ひとみはブルー。