女優綾瀬はるか(27)が主演する来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の出演者発表会見が30日、都内の同局で行われ、黒木メイサ(24)が妊娠5カ月のふっくらしたおなかで出席した。

 黒木は「初めて大河に出ますが、参加させてもらうことができ、すごくうれしいです。作品を通じ、生きる力、何かを守って生きていくこと、勇気を持つことだったり、人として生きていく上での、いろんな力を皆さんに伝えることができたらいい。私も作品を通じて学びたい」と抱負を語った。

 作品は同志社大を創設した新島襄の妻で、会津出身の不義には生きない頑固な女性八重の生涯を描く。黒木は、八重のライバルで、容姿端麗、文武両道の中野竹子を演じる。

 綾瀬は「皆さんと初めて顔を会わせ、緊張と期待で胸がいっぱいです。力を合わせ、支え合いながら1年間頑張りたい」と語った。

 会見には、八重の幼なじみを演じる剛力彩芽のほか、玉山鉄二、西田敏行ら綾瀬以外に14人が出席。欠席した2人を含め計16人の新たな出演者が発表された。