俳優織田裕二(44)が19日、都内で行われた男性誌「GQ」が選ぶ「GQ

 MEN

 OF

 THE

 YEAR

 2012」授賞式に出席し、俳優生活のリスタートを宣言した。

 「0からのスタート。1作1作、全力でやることしか考えていない」

 芸能生活25年の今年、15年続いた「踊る大捜査線」シリーズが9月公開の映画「踊る大捜査線

 THE

 FINAL

 新たなる希望」で終幕を迎えたが、「あれを超えるようなものを作りたい」と意欲を示した。

 代表作に別れを告げてから2カ月。再出発への思いを語る織田の言葉には、よどみがなかった。

 織田

 (「踊る」シリーズを)壊してしまいましたので、小さいもの大きいものを問わず、どんどんやって、0からあれを超えるようなすてきなものを作れたらいいなと思います。

 授賞式後には、珍しく囲み取材にも応じ「今はむしろ無。やめると聞いてたので、これでいいんだと自分の中で整理をつけて最後だと思ってやった」と「踊るシリーズ」の終わりを強調した。具体的には明かさなかったが、「今、いろいろな作品が走っているので、本当に次に対してドキドキしている。今日もこの後、そういう感じで…」と、新作の動きが進んでいると明かした。

 一方、役者としての美学ものぞかせた。10年に結婚した妻とのクリスマスの過ごし方や、子づくりについて聞かれると「そんなシーンを作ってくれって。僕は役者なんで私生活とか、あまりみなさんに分からない方がいいと思ってるんで。出したくないですね」と、やんわりさえぎった。さらに子づくりの質問が続くと「どうなんでしょうね?

 じゃあパパ役を」と笑顔でかわした。

 織田を含めた受賞者8人のインタビューと写真は、24日発売の「GQ

 JAPAN」1月号に掲載される。