テレビ朝日の早河洋社長(69)が26日、東京・六本木の同局で定例会見を行った。

 現在、12年度の平均視聴率でゴールデンタイム、プライムタイムが首位。全日では首位日本テレビに0・1%差と肉薄している状況で、年度3冠も夢ではない。それでも早河社長は「僅差だが、日テレさんは早朝、午後帯のベルト番組が好調なので(3冠は)かなり難しい状況と見ています」と冷静だった。

 夕方の報道番組「スーパーJチャンネル」(月~金曜午後4時53分)が好調で、昨年の年間平均視聴率は8・1%だった。同局の同時間帯で番組で、NHKを初めて抜いた形だ。

 また今月22日に留学を理由に退社を発表した前田有紀アナ(32)について「一社員が辞めるという問題だが、残念な気持ち」と話した。平城隆司取締役は「留学先は決まっていない。だいぶ前に退社の意向を聞き、慰留したが本人の意志は固く、功労者ですのでその意向を尊重した」。寿退社説はあらためて否定した。

 [2013年2月26日20時58分]日刊スポーツのオススメ