カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート作品「藁の楯」(三池崇史監督)の公式会見が20日、フランス・カンヌで行われ、主演の大沢たかお(45)松嶋菜々子(39)と三池監督が出席した。

 大沢はカンヌ入りした感想を聞かれ、「本当に来られて良かったと思います。(同日午後10時半、日本時間19日午前5時半からの)公式上映、そこが一番大事なところだと思います。楽しみですけど、緊張しています」と、口元に笑みを浮かべながら冷静に答えた。

 キャストへの質問が飛ぶと、目線で松嶋に先に答えるよう促すなど、約40分の会見はレディーファーストの姿勢を貫いた。