4人組ロックバンド、flumpoolのギタリスト阪井一生(28)が30日、グループ復帰を果たした。この日、都内で行われた減量の成果を問うイベントに参加。体重が80キロを超えてしまい、事務所側からビジュアル面の活動休止を言い渡されていたが、約2カ月に及ぶ減量努力で62・5キロまで絞り、ノルマだった「6月末までに64キロ台」を見事クリアした。

 約1500人のファンからの「KAZUKI!DIET!」コールの中、阪井がみこしに担がれて登場。ステージでメンバーと、阪井に代わってメンバー活動していたお笑いコンビ、NON

 STYLE井上裕介(33)が見守る中、体重計に乗ると、体重計の針は「62・5キロ」を指した。瞬間、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

 阪井は井上からギターを返還され、減量成功のご褒美にサブリーダーにも就任した。ダイエットの苦労を体感した阪井は、「無事復活しました。最初はいかに楽してやせるかだけを考えて小顔マッサージに通ったり、漢方飲んだりしたけど。残り3週間で、これじゃアカンわってジム通い始めたんです。あきらめかけたことはあったけど、でもそれを乗り越えました。皆さんのおかげです。これからも気をつけます」と喜びを爆発させた。

 一方、バンド経験もあり、異例のメンバー抜てきに意欲満々だった井上は「もうちょっと、flumpoolにいたかったんですけどね」と残念そうに話した。もっとも、メンバーから感謝を込めて、阪井一生が使用しているギターと同じサイン入りギターをサプライズでプレゼントされると、満面の笑みを浮かべた。

 イベントの最後に、ダイエット成功を記念してフリーライブを開催。ギタリストに復帰した阪井が脚光を浴びる中、7月3日にリリースされるダブルA面シングル「大切なものは君以外に見当たらなくて/微熱リフレイン」など4曲を披露した。