主演舞台「誓い~奇跡のシンガー」の中止問題で、歌手土屋アンナ(29)が3026万円の損害賠償を求められた民事訴訟の第1回口頭弁論が7日、東京地裁で行われた。

 原告側は舞台を主催した株式会社タクトの社長で演出家の甲斐智陽こと高橋茂氏と代理人の伊藤芳朗弁護士が出席。

 口頭弁論終了後、甲斐氏は「日本一ヘタな歌手」を原案とした映画の製作準備を進めていることも明かした。具体的な製作時期などは未定だが配役も進めているという。「ハンディを乗り越えて目標に向かっている方を描くのもいいですね」と別の題材を映画化する可能性も示唆した。