3日に亡くなったやしきたかじんさん(享年64)は、レギュラー番組を持つ在阪局スタッフと、正月明けにも面会する約束をしていたことが9日、分かった。たかじんさんは食道がん摘出手術を受けて昨年3月に仕事復帰したが、同5月から再休養。今年1月にも復帰する計画もあったが、回復が万全ではなく、今春以降に延期された。それでも、仕事への意欲を失わず「年明けに会おう。(番組作りの上で)言いたいことがある」と伝えていた。

 この日、11日放送の関西テレビ「たかじん胸いっぱい」(土曜正午)が収録され、昨年12月14日の1000回放送分にサプライズ出演するための衣装も披露された。亡くなる直前、夫人に発した最期の言葉も紹介された。一方、テレビ大阪は11日放送の「たかじんNOマネー」(土曜午後1時)を追悼番組として緊急生放送にすると発表した。