米俳優マイケル・J・フォックス(52)の13年ぶりの復帰作が4月、海外ドラマ専門チャンネルのスーパー!ドラマTVで放送されることになり、27日、都内で発表された。

 その名も「マイケル・J・フォックス・ショウ」で、自身もパーキンソン病を患うマイケルが同じ病気から復帰するニュースキャスターにふんしている。

 マイケル初期の作品「ファミリータイズ」以来、吹き替え版の「声」に定評のある俳優の宮川一朗太(47)が今回も担当する。

 「なにしろ13年のブランクがありましたから、今回の復帰を日本で一番喜んでいるのが実は僕じゃないかと思います」

 劇中、マイケルは自らの病を隠そうともせず、体の揺れなどをそのまま演出に生かしている。

 「以前のようなマシンガンのようなしゃべりは無いのですが、笑って泣かせるところは一貫しています。マイケルファンの思いもあると思うので精いっぱいやりたい」

 連続ドラマには「バック・トゥー・ザ・フューチャー」(85年)のドク役クリストファー・ロイドの特別出演も企画されているという。

 一方、昨年11月に8年前に離婚していたことを告白して注目された宮川は「娘から内緒にしておいてと言われまして、彼女が20歳になったのでお話ししたのですが、びっくりするほどの反響でバラエティー番組にもたくさん呼ばれました」。堂々と闘病するマイケルと比較は出来ないが、負の状況をプラスに転じたことでマイケルへの親近感が増した様子。「娘も成人しましたし、今年は『恋活』に頑張ります」と笑わせた。