ゴーストライター問題の渦中にあり、現在の全聾(ろう)状態をウソだと告白した作曲家佐村河内守氏(50)が7日、都内で記者会見を開いた。

 冒頭の謝罪後、佐村河内氏の代作を務めていた新垣隆氏への批判を始めた。

 「新垣さんがなぜ、このタイミングで暴露したのか分からない。こんなことは早く止めたいと何度も言ったと、書いてありましたが、全くのウソです。最近になって新潮45という雑誌が私への批判記事を掲載された時、1度だけ『止めたい』と言いました。それだけです」

 その上で新垣氏とのギャラのやりとりにも触れ、「最初に提示した額に首を振り、額を上げると渋い顔をし、さらに上げると笑顔で『いいですよ』と言っていました。18年間、ずっとそうです」などと言葉を強めた。