フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が7日午後、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第30号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。使途不明の政務活動費について釈明会見で号泣した兵庫県の野々村竜太郎県議(47=無所属)に言及した。

 「ありゃあ、大ウソです。笑えるものの、あまりにも真っ黒なので議員は辞職していただいて、トラバーユ(転職)先は吉本興業ということでお願いしたいです」

 収支報告書によると、野々村氏は昨年、JR博多駅、城崎温泉駅(兵庫・富岡市)などに日帰りで計195回往復したとして、約300万円を支出。号泣会見の模様はネットの動画サイトにも流れ、海外メディアも「フルスロットルの謝罪」(全力の謝罪)などと報じた。

 長谷川は「とくダネ!」を担当時、取材で年間170回以上の出張を経験した。経験者として「(190回は)絶対、無理」と指摘。「47歳とかで耐えられる状況ではない。出張は『座ってるだけ』と言われがちですが、座ってるだけの移動は本当に疲れる。体力があった20代の僕でもきつかったので、野々村氏には絶対に無理でしょう」と、バッサリと切った。

 大号泣会見に関しては「幼稚園児と一緒。うちの子どもたちも同じで、ウソを隠すために大声を出します。人間は本当に伝えたかったら冷静に話します。あまりにもウソをつくのが下手で珍しいためメディアにはおもちゃにされるだけ」と説明した。

 突然の野々村氏の登場に、長谷川は今年は「テレビスターの豊作の年」と表現した。ゴーストライター問題の佐村河内守氏、STAP細胞論文問題の小保方晴子氏、セクハラヤジ問題の塩村文夏都議。そして、今回の野々村氏が続いたことに「この調子でいくと、まだこの後に、何人か出てきそうな予感…」と締めくくった。

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