ますだおかだ岡田圭右(45)が16日、都内のギブソン・ブランズ・ショールーム・東京で行われた韓国映画「泣く男」(イ・ジョンボム監督、18日公開)の公開直前イベントで新境地を開いた。

 これまでは、ひたすらすべりまくり、場を凍らせるすべり芸で独自の路線を歩んできたが、この日は映画に主演の韓国俳優チャン・ドンゴンが劇中で着たTシャツをまとったせいか、完全に「泣く男」モード。「バビョン」「ウワォ!」「閉店ガラガラ」など、自前の芸を次々繰り出すも、集まった取材陣に全く受けなかった。

 この日は会場が、有名ギターブランド「ギブソン」のショールームだったこともあり、館内の音響が良くまったく受けず、岡田には静まりかえる「シーン」という音が初めて聞こえたという。すると、スイッチが入ったのか、ワンワン泣いては「水、下さい」と言って、耳に手を当てるポーズを繰り返した。号泣議員として話題になった。前兵庫県議の野々村竜太郎氏をモチーフにした“泣く男芸”を、即興で完成させた。耳に手を当てるポーズをすると、取材陣は大受けし、岡田は満足そうに笑みを浮かべた。